現在、本屋に平積みされて気になる本の書評
「AI vs. 教科書が読めない子供たち」

要約すると
ーーー
・AIは人間に代わって仕事を行い、人間のライバルになる可能性が高い
・AIはMARCH(明治・青学・立教・中央・法政大学)程度は合格レベルにある
・AIは「人工知能」と訳すが、ディープラーニング」など基本的には統計使うもので、今のままでは知能の原理原則を習得することは難しい。
・未来学者レイ・カーツワイルが2029年に「真のAI」が開発され、2045年に1000ドルのコンピューターが全人類を合わせたより知的になると予測
・「真のAI」は「人間の一般的な知能と同等レベルの知能」という意味で
「シンギュラリティ」は「真の意味でのAIが、自分自身より能力の高いAIを作り出す」とのこと。統計的な手法のみでは、「シンギュラリティ」はできない。
AIが不得意なことは「高度は読解力と常識、人間らしい柔軟な判断が必要な分野」
人間が勝つのは「AIの不得意分野」のはずだが、日本の中高生の読解力が低下。
・AIに仕事を奪われ失業者が増える「世界的なAI恐慌」がやってくる
・それを回避するためには「奪われた職以上の職を生み出す」以外にない
ーーー

金融でもロボアドバイザーなどでき、AIの到来と思いつつも、過去のデーターをつかった統計的なもので、それを「人工知能」というのかな?「ロジック通りに検出して、結果をだすだけでは?」と思ってましたが、現在のAIは「真のAI」ではないことが分かりました。


ファイナンシャルアドバイザーとしても、例えば、「ポートフォリオを組む」、「評価額を計算する」、「相続税を試算する」などの「AIが得意」なことは「AIに任せ」、AIの不得意な「読解力、人間らしい柔軟さ」を活かして、投資家の本当のニーズを探り・満たしていくことが重要と再認識する一冊でした。


2018年3月30日
アリージャンスアドバイザーズ株式会社
小守美行


 

PAGE TOP